卒業式&辞任式
今年度の永田小学校卒業式が行われました。
第74回目だったそうです。
今年の永田小学校の卒業生は2名。
人数が少ない分、とっても濃い内容の式でした。
個人の名前や写真を大きな画面に写したり
在校生全員が1人ずつ言葉を贈ったり
…大きな学校では、できない内容です!!
1年生から式に参加できるし、小規模校ならでは!
ちゃんとお別れできるって良いなぁ
と、改めて痛感しました(*^o^*)
そして翌日の辞任式。
離任式とも言いますが、地域の差なのかな?
今年度は永田に3年間いらした2人の先生とお別れ。
前の熊本の学校は、辞任式に親が出ることはなく
終業式の日に子どもが「あの先生、転校だって」
と聞いてきて初めて知っていました。
事前にお知らせなんて、ない。
息子が言わなければ後日学校HPを見て、やっと知る…(笑)
お別れする先生からの挨拶は
息子に聞いたら「一言あいさつ…って感じ」
だったそうです。
ところが!!
永田小学校の辞任式は全く違いました。
卒業式の2日くらい前に、お知らせがあり
どの先生が今度どこの小学校に行くのか
更には新しい先生が、どこの小学校から来るのか
まで書いてありました。
先生に渡す色紙用の紙も準備してくださり
家庭ごとに一言コメントが書けました。
先生からのお別れの挨拶は
たくさん話してくださって、涙、涙の連続で…
でも先生ときちんとお別れできました。
先生達、挨拶の冒頭から号泣で…
ご自身で「辞任式でこんな風になるのは初めて」
と言われた先生や
1人ずつに名前を呼びかけながら話してくださったり
少人数だからこそ、思い入れも強くなるだろうし
それだけ濃い関係が築けるのだと思います。
最後は子ども達のアーチをくぐって退場です。
人数少ないからアーチ短いけど!!
先生、次の小学校でもお元気で(*^◯^*)
私自身も小学生の時に少人数校にいたことがあり
それこそ、転校する時に「学年1人の生徒」の私
の為に先生がお見送りに来てくださったのに
恥ずかしくて、ちゃんと「ありがとう」って
言えなかった記憶があります。
たまたまですが、鹿児島出身の先生でした。
今年度の卒業式も辞任式も
とっても心に残る良い式でした。
コロナ禍でなければ、もっと色々できたんだろうなぁ…
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